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走行モードの選択
走行モードの選択
走行モードの起動コマンド
車両に応じて、次のモードを使用できます。
- Normalモード。
- Sportモード。
- 「」モード Track.
ヒント
Sport モードおよび Track モードでは、Stop and Start 機能は解除されます。
ヒント
ESC システムやトラクションコントロールシステムの詳細については、2 章の「補正装置とドライビングアシスト」の項を参照してください。
ヒント
選択したモードに応じて、ESC やトラクションコントロールシステムのパラメーター、パワーステアリングのアシスト法則、アクセルペダル、オートマチックトランスミッションの設定を変更することができます。
Normal モード
エンジン、トランスミッション、ESCシステム、トラクションコントロールに対して、これはデフォルトの作動モードになります。
他のモードが選択されている場合は、スイッチ1を必要な回数だけ押してNormalモードに戻します。インストルメントパネルの表示が変更されます。
Sport モード
Sportモードを選択するには、スイッチ1を必要な回数押します。インストルメントパネルの表示が変更され、「Sport」のメッセージが表示されます。
次の作動設定を変更できます。
- エンジンタイプ。
- エグゾースト
- アクセルペダル
- パワーステアリング法則
- トランスミッション
これらの変更は、補正装置を有効化するしきい値を下げます。
Track モード
(車種によります)
Trackモード:
- ESC システムとトラクションコントロールシステムの作動を遅らせます。
- 変速時間を短縮します。
- 強制的なシフトアップは無効になります。
トランスミッションをDまたはM位置に入れた状態で(第2章の「オートマチックトランスミッション」の記載を参照)、スイッチ1を長押ししてTrackモードを選択します。インストルメントパネルの表示が変更され、「Track」のメッセージが表示されます。
「ESCトラック」のメッセージがインストルメントパネルに表示され、警告灯が点灯して、すべてのESCシステムおよびトラクションコントロール機能が変更されたことを知らせます。
エンジン、エグゾースト、ペダル、ステアリングアシスト法則は Sport モードと同じ設定になります。
トランスミッションが自動的にM位置に切り替わります。
ESCシステムとトラクションコントロールは安全性を高めるため、無効にすることは推奨されません。
ハザードの点灯
車両に応じては、急激な減速をするとハザードが点灯します。
注:SportモードおよびTrackモードでは、急な減速時にハザードランプが非作動になります。
ヒント
負荷が高くなった場合(「スポーティ」走行など)、エンジンは一時的に性能(速度やトルク)に制限をかけエンジンを保護することがあります。