エンジンオイルレベル: 補充、注入、排出
オイル補充/注入
水平な場所に停車し、エンジンが止っていてエンジンが冷えた状態(例えばその日はじめてエンジンを始動する前)で実施します。
- フィラーキャップ 1 外します。
- オイルを規定量になるまで注入します(エンジンによって差がありますが、オイルレベルゲージ 2 の「MINI」および「MAXI」マークの間のオイル容量は約 1 リットルです)。
- オイルを行きわたらせるために 10 分間待ちます、
- オイルレベルゲージ 2 で前述のようにオイル残量を確認します。
作業が終わったら必ずゲージを奥まで差し込んでキャップを完全に締め付けてください。
エンジンルーム内の作業を始める前に、電源を必ず切ってください。(2 章の「エンジンの始動と停止」の項を参照してください)。
レベル「MAXI」を超えないようにし て、忘れずにプラグ 1 とゲージ 2 を取付けてください。
エンジンオイルの追加
エンジンルームの高温部分や敏感な部品(電装部品など)にエンジンオイルが逃げないように、漏斗を使用するか、充填ネック部分を保護してください。
火災の恐れがあります。
エンジンオイルの交換
エンジンオイルの交換時期:整備手帳を参照してください。
オイル交換容量
整備手帳を参照するか、ルノー指定サービス工場にお問合せください。
先に説明したように、ゲージを使用してエンジンオイルレベルを常に確認してください(オイルレベルはゲージの「MINI」以上、「MAXI」以下であることが必要です)。
エンジンオイルグレード
整備手帳を参照してください。
オイルレベル上限オーバー
いかなる場合にも最大充填レベルを超えないようにします。エンジンと排ガスシステムを破損する恐れがあります。
オイルレベルが MAXI マークを超え ているときはエンジンをかけず、 指定サービス工場にご連絡くださ い。
オイル補充および/またはオイルレベルの点検: オイル補充またはオイルレベルの点検時には、オイルがエンジン部品に漏れ落ちないようにしてください。
高温のエンジン部品へのオイルの飛散を防ぐために、必ずキャップをしっかりと締め、ゲージを忘れずに戻してください。
火災の恐れがあります。
オイル消費量が異常に低下したり、頻繁に低下する場合は、指定サービス工場にご相談ください。
エンジンの近くで作業を行なう場合、エンジンが熱くなっていることがあります。 さらに、クーリングファンが突然作動することがあります。 これは、エンジンルーム内の 警告灯により、通知されます。
場合によってはケガを負うこともあ りますのでご注意ください。
閉めきった場所でエンジンを作動させないでください。身体に有害な排気ガスがこもって非常に危険です。
エンジンオイル交換:エンジンが暖まった状態でエンジンオイルを交換する場合は、排出されるエンジンオイルでやけどをしないように注意してください。